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2007年 07月 29日
今日は久々に日曜の休日が取れましたので、念願の宿題店「麺屋 嘉夢蔵」へ初訪問しました。
こちらは製粉会社で長年開発に従事されていたご主人が「小麦粉の美味しさをみんなに知ってもらいたい」と脱サラして開業したそうです。辛口で知られる「支那そばや」の佐野実氏が絶賛するなど同業者からも高い評価を受け、実質土日のみの営業にもかかわらず多くのお客さんが訪れる人気店になりました。 12時前に入店。店内ではご主人と奥様、もう一人の女性がお客さんに話しかけながらもテキパキと作業をしていました。まだ空き席があるのにホッとし、カウンターに座ります。「初めての方は太平がおすすめですよ」と勧めていただいたので「太平つけ麺(900円)」を注文しました。 噂に聞いていたほどには待ち時間は長くなく、15分ほどで到着しました。渡されたときに「太麺と具を10本くらい残しておいてください。あとでスープ割と一緒にいれますから」と言っていただいたので素直に実行することにします。 まずはフィットチーネともきしめんともつかない平麺をもぐもぐ…。旨い!かん水を使っていないだけあって小麦粉の甘さや旨みをダイレクトに感じれる麺です。小麦粉を活かしているという意味では今まで食べた麺の中でも一番かもしれません。ラーメンの麺らしくはないかもしれませんが、単純に料理として美味しいです。 スープは動物系の旨みは確かにあるものの、うどんつゆのようなタイプ。ちょっと生姜がきつめですが、そこまで気になるようなものではありません。具はかまぼこ、玉子焼き、メンマ、チャーシュー、そしてモロヘイヤ^^; モロヘイヤとかまぼこを食べて、麺も具も全て入れてスープ割をお願いしました。そして頂くと、やはり自然素材だけで取ったというスープと噛むとぷちんと切れる太麺の相性が抜群です。もうひとつのメニュー「卵麺(らんめん)」も食べてみたくなりました。 ラーメンとはいえないかもしれませんが佐野氏いわく「作った本人がラーメンだと言ってるんだからいいじゃねぇか」とのことなので(川平慈英風に)それでいいんです!(笑)高いオリジナリティを持ち、体に美味しいだけでなく料理としての完成度も非常に高いですね。なんとか機会を作って再訪したいと思います。
by no10-baggio
| 2007-07-29 22:45
| 松戸市
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